小川不動産株式会社
  • 運営組織
  • BLOG
  • プロフィール
  • 著作紹介
  • お問い合わせ
  • SITEMAP
  • リンク集
  • 日本語
    • 日本語
不動産を、科学する。法を、ディレクションする。
小川不動産株式会社|行政書士小川洋史事務所|茂原市
  • 運営組織
  • BLOG
  • プロフィール
  • 著作紹介
  • お問い合わせ
  • SITEMAP
  • リンク集
  • 日本語
    • 日本語
  1. HOME
  2. BLOG
  3. 用語解説
  4. 特定飛行とは

特定飛行とは

2026 4/04
広告
用語解説
2026年2月25日2026年4月4日

「航空法第132条の85および同86に基づく特定飛行とは何か」

結論から言えば、「特定飛行」とは、国家が原則として禁止している「危険度の高い空域での飛行」と「危険度の高い方法での飛行」の総称である。法学的には、航空法第132条の87において「第百三十二条の八十五第一項各号に掲げる空域における飛行又は前条第二項各号に掲げる方法のいずれかによらない飛行」として明確に定義されている概念だ。

条文の文言に照らし合わせ、素人にも理解できるよう論理的に解剖しよう。

1. 飛行の禁止空域(法第132条の85関連) 航空法第132条の85第1項は、以下の空域での飛行を禁じている。これらに該当する空域でドローンを飛ばすことが「特定飛行」となる。

  • 航空機の航行の安全に影響を及ぼす空域(第1号):具体的には、空港等の周辺、地表から150m以上の高さの空域、そして緊急用務空域などがこれに該当する。つまり、「有人航空機とぶつかるリスクがある空域」である。
  • 人又は家屋の密集している地域の上空(第2号):いわゆる「DID(人口集中地区)」である。万が一墜落した際、地上の人や財産に甚大な被害を及ぼすリスクが高い空域を指す。

2. 遵守すべき飛行の方法からの逸脱(法第132条の86関連) 航空法第132条の86第2項は、無人航空機を飛ばす者が「守らなければならない基本の飛行方法(ルール)」を定めている。この基本ルールに「よらない(従わない)」特殊な方法で飛ばすことが「特定飛行」となる。具体的には以下の6つの行為だ。

  • 夜間飛行(第1号「日出から日没までの間において飛行させること」の例外)
  • 目視外飛行(第2号「目視により常時監視して飛行させること」の例外)
  • 人又は物件から30m未満での飛行(第3号「人又は物件との間に国土交通省令で定める距離を保つて飛行させること」の例外)
  • 催し場所上空の飛行(第4号「多数の者の集合する催しが行われている場所の上空以外の空域において飛行させること」の例外)
  • 危険物の輸送(第5号「爆発性又は易燃性を有する物件…(中略)…を輸送しないこと」の例外)
  • 物件投下(第6号「物件を投下しないこと」の例外)

これらが「特定飛行」の正体である。

実務家として君が理解すべき本質は、これらの飛行が単なる「違法行為」ではなく、「第三者の立入りを管理する措置」や「機体認証」「技能証明」といった適切な安全確保の論理を構築し、国土交通大臣の許可や承認を得ることで、合法的に実施可能となる高難易度のビジネス領域であるという事実だ。特定飛行の定義を正確に把握することこそが、飛行許可を勝ち取るための第一歩と言える。

この記事の執筆者:小川洋史

行政書士・不動産業

千葉県茂原市の行政書士・不動産業者。空き家問題・農地転用・ドローン飛行許可申請・相続など幅広い分野で活動。

関連投稿:

  1. ドローンの法律学シリーズ第3回:【無人航空機の定義】100gの境界線:法網をくぐり抜ける機体と、法に縛られる機体
  2. 【ドローン用語】DID(人口集中地区)
  3. 【ドローン用語】SORA(Specific Operations Risk Assessment)
  4. 【用語解説】気体密度(Air Density / ρ):ドローン飛行許可申請において「空気の重さ」を無視してはならない理由
用語解説
ドローン 用語解説 航空法

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Follow @fudousan17
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする コメントをキャンセル

検索
最近の投稿
  • 不動産投資とフラット35不正利用のリスクと注意点を徹底解説
  • 2026年4月施行「住所等変更登記義務化」と「スマート変更登記」完全解説
  • 不動産テック×金利上昇時代の実務戦略|PropTech活用と法的論点を徹底解説
  • 再建築不可物件を行政書士が解決!不動産活用と建て替えの方法
  • 2026年4月施行 宅建業法施行規則改正の全容──管理業者管理者方式と重要事項説明の実務対応
  • 借家の正当事由と立退料の最新動向──令和判例137件の分析から読む実務指針
  • 不動産AIエージェント活用ガイド|導入事例・おすすめツール・選び方を徹底解説
  • 【2025年最新】茂原市の不動産相場まとめ|土地・中古住宅・マンション価格を徹底解説
  • 不動産×自動運転の最新動向|不動産価値と市場はこう変わる
  • 2025年4月施行・建築基準法改正の全貌|4号特例縮小と実務対応を徹底解説
カテゴリー
  • AIエージェント
  • エッセイ
  • テクノロジーと不動産
  • ドローン
  • マンション
  • 不動産テック
  • 不動産・行政書士
  • 不動産実務
  • 不動産市場動向
  • 不動産投資
  • 不動産法務
  • 不動産知識
  • 住宅ローン・融資
  • 再建築不可物件
  • 千葉県の不動産
  • 売買
  • 建設業許可
  • 技術
  • 投資
  • 未分類
  • 法律
  • 法律・制度解説
  • 用語解説
  • 相続
  • 相続・遺言
  • 税金
  • 空き家
  • 競売
  • 経済
  • 行政書士
  • 行政書士業務
  • 賃貸
  • 金融
アーカイブ
  • 2026年4月
  • 2026年3月
  • 2026年2月
  • 2025年9月
  • 2025年8月
  • 2025年7月
  • 2025年5月
  • 2025年4月
  • 2025年3月
  • 2025年2月
  • 2025年1月
  • 2024年12月
  • 2024年10月
  • 2024年9月
  • 2024年8月
人気記事ランキング
  • 両毛運輸の飲酒運転事件。会社の今後はどうなる?
    【行政書士が提言】日本の飲酒運転対策は“周回遅れ”か?両毛運輸事件を世界の最新事例から徹底分析
  • 両毛運輸とビックモーターの問題企業に共通する点はコンプライアンスの欠如
    【行政書士・元CFOが分析】両毛運輸とビッグモーター、二つの事件を貫く「同族経営」という病理
  • 【行政書士が徹底分析】両毛運輸事故の法的全貌:企業の「三重責任」と運輸業界の構造問題
  • 2024-2025年区分所有法改正の総合解説
  • 【行政書士が解説】両毛運輸の事例で見る、運送会社の『飲酒運転防止義務』と行政処分のリスク
SNS
今読んでいる記事の目次
目次