小川 洋史– Author –

OGAWA Hirofumi |1962年北海道生まれ。|東京、Bologna(伊)、Milano(伊)、Bangkok、Hawaiiと田舎の木造APから港区のタワマンまで世界中の不動産を渡り歩いた。|東北大学及び同大学院(工学修士)、東京工業大学大学院(技術経営修士)。|宅地建物取引士、競売不動産取扱主任者、賃貸不動産経営管理士、日商簿記1級、FP2。|英語、伊語対応可能
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なぜ政府は「伝家の宝刀」を抜かないのか?―日本の土地を守る、大正の法律『外国人土地法』と相互主義の衝撃
なぜ政府は「伝家の宝刀」を抜かないのか?―日本の土地を守る、大正の法律『外国人土地法』と相互主義の衝撃 【序章:この国を、諦めてはいけない。】 日本の未来を憂い、その行く末を案じておられる皆様へ。連日のように報道される外国資本による土地買収... -
住民票を移さないとどうなる?2拠点生活(デュアルライフ)でやりがちな失敗と罰則のリスク【2025年最新版】
住民票を移さないとどうなる?2拠点生活(デュアルライフ)でやりがちな失敗と罰則のリスク【2025年最新版】 丸の内で深夜まで働くあなたは、週末だけでも都会の喧騒から離れたいと思っているはずです。 実際、私のクライアントの多くも同じ想いで2拠点生... -
【2025年最新版】不動産取引で行政書士を活用するための完全ガイド
不動産の売買、相続、土地の有効活用――人生の大きな転機となるこれらの場面で、複雑な法律や手続きに直面することがあります。「どの専門家に相談すればよいのか」「行政書士は具体的に何をしてくれるのか」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょ... -
マンション管理計画認定制度の全貌:目的、効果、課題、将来展望
近年、マンションの老朽化や管理組合の担い手不足が社会問題となる中、マンション管理の質を高めるための新たな指標として「マンション管理計画認定制度」が注目されています。2022年4月に本格始動したこの制度は、適切な管理計画を持つマンションを地方公... -
『幻想としての区分所有権』〜民法的所有との乖離と制度的限界〜
マンションなどの区分所有建物をめぐる法的問題が増加する現代社会において、区分所有権の本質を問い直す必要性が高まっています。本稿では、民法上の一般的な所有権と比較して著しく多くの制限が課される区分所有権の実態を検証し、「幻想の所有権」とい... -
マンション建替えの新時代:名古屋高裁令和6年判決の解説と実務への影響
老朽化マンションの建替えをめぐる費用負担問題に画期的な転機をもたらした名古屋高裁令和6年判決。本稿では、「資産価値維持分」と「共同利益分」を7:3で按分する新基準や、過去の耐震改修投資を評価する画期的な控除制度、AI技術を活用した資産評価の法... -
大規模修繕の闇の方程式解き明かす:談合を見抜き、契約で身を守る管理組合の戦略
マンションの大規模修繕工事で談合や追加工事の罠にはまっていませんか?当初予算の1.5倍に膨れ上がる追加工事、「施工に起因しない」の一言で断られる保証請求、見積もり合わせをしても不自然に近い金額…これらは偶然ではなく、業界の「闇の方程式」が生... -
2025 Comprehensive Guide to Japanese Real Estate Laws for Foreign Investors: What’s Changed and What Remains Critical
Investing in Japanese real estate has become increasingly attractive for foreign investors, thanks to its stable market and lucrative opportunities. However, navigating the legal landscape can be challenging, especially with recent chang... -
ギュスターヴ・ル・ボンの「群衆心理」で分析する不動産マーケティングの罠:消費者が知るべき真実
あなたは「この物件、今が買い時です」「このエリアは今後確実に値上がりします」「多くのお客様がすでに購入を決断されています」といった不動産広告のフレーズを目にしたことがあるでしょう。これらの言葉の背後には、19世紀末にフランスの社会心理学者... -
空き家問題と法的対応 – 行政書士による不動産活用アドバイス
空き家問題は近年、日本社会の大きな課題となっています。相続や高齢化、人口減少などを背景に全国で増加する空き家は、防犯・防災面での懸念だけでなく、地域の景観や不動産価値にも影響を及ぼしています。本記事では、行政書士の視点から空き家問題の現... -
メタバース不動産vs現実物件:ハラリとプラトンから考察する2030年の資産価値革命
デジタル技術の急速な発展により、メタバース内の仮想不動産が現実の物件と同等、あるいはそれ以上の価値を持つ時代が到来しつつあります。本記事では、歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリの「共同幻想」理論と哲学者プラトンの「イデア論」を基に、2030年ま... -
修繕積立金の増額のタイミングと資産価格への影響を探る!
マンションの維持管理に不可欠な修繕積立金ですが、その増額は投資家にとって収益減少の懸念材料となります。本稿では、修繕積立金が増額されるタイミングとその背景を解説し、特に投資物件としてのマンションの価値を評価する収益還元法を用いて、増額が...